教会クワイヤーとちょっとした悩み
教会のクワイヤー(コーラス)にはいりました。

週一で英語教室に通っていた近所の教会。立派な教会で、2階建ての建物は小さな学校のよう。デイケアセンターや音楽室や楽器室、ジムもあります。
この教会ならちゃんとしたクワイヤーもあるかも、と思ってホームページを見てみると、シニアクワイヤ、アダルトクワイヤ、コンペティションなどにも参加する入団オーディション有りのクワイヤ、と3つもありました。

渡米したときからどこか歌える場所を探していたものの、やはり行き着く先は教会のコーラスで、でも自分はクリスチャンではないし、ただ歌いたいというだけでは動機が不純な気がして、なかなか踏み切れませんでした。
またクワイヤーに属するということは毎週日曜の礼拝に参加しなければならないわけで、週末はいつも遊びに出かけたい自分としては日曜日の午前中がつぶれてしまうことがいやだったのです。

でももう残り一年をきった今、そんなことで躊躇していてはもったいないと思い、たずねてみました。
自分の音楽のバックグラウンドと日曜日は出来る限り参加するようにするけど毎週は無理なのだが、それでも構わないかという話をすると、構わないから是非参加を、と言ってもらえました。

そして初練習参加の日。約一年のブランクがあるのでちゃんと歌えるかやや緊張。
音楽室は階段教室式でとても広く、もちろんグランドピアノがあってとても立派です。人数も多く、60人くらいいました。
その日に練習する曲のリストが置いてあり、楽譜も各自取れるように並べられており、とてもきちんとしています。
そして、みなさん笑顔笑顔、教会の人たちってどうしてこうもみんなやさしいのでしょう。会う人会う人「Welcome!」と言って自己紹介してくれますが、そんなにいっぺんに覚えられないぃ。。。
向こうにとっては、私はたった一人の外国人だし、しかも名前がmaiと単純だからすぐ覚えられてしまうけど、逆にそれがつらいです。こっそり聞いた名前を楽譜の片隅にメモします。(でも誰が誰かわからない~(><))

毎週一回のリハーサル(1.5~2.5h)で歌う曲は10曲くらい。初日は当然全部初見(しょけん:楽譜をぱっと見てすぐに歌うこと)です。
初見は苦手じゃありません。でも歌詞が伊語ならいいのに英語またはラテン語となると必死です。しかもみなさんのレベルが高い。
でもこれはうれしいことでもあって、どうせやるからには厳しくてもレベルの高い合唱団に属したいと思っていたからです。なにはともあれ、普段の生活ではなんの役にもたたない初見能力があったことと、声がソプラノでよかったとつくづく思いました。(音取りが他のパートより簡単だから。)
また、指揮者兼指導者のダン氏は音楽的にも人間的にもとてもすばらしい人です。まさに導かれているかんじ。
失礼なことに、参加するまで教会のクワイヤーがこんなに音楽的にきちんとしていると思っていなかったので、すばらしいクワイヤーの一員になれることがうれしくて歌いながら鳥肌がたちました。

さて、いっぱいいっぱいの練習後、ローブ係りの方に身長を測られ、自分のローブを早速あてがわれました。
でも私の頭は疑問でいっぱい。クリスチャンではなくて、しかも教会に通ったことなんて一度もないから何をするかも知らないのに、しかもまだ練習一回で楽譜にしがみついて歌うしかなく、みんなと足並みそろえて人前で歌えるレベルに達していない自分に、なぜいきなり礼拝参加どうぞと言えるのか。みんな優しすぎるだけに実際のところはどうなのかと逆に気になってしまいます。

とにかく今は少しでもついていくこと。本来は教会に置いていく楽譜を持ち帰らせてもらい、家で練習です。
でも今うちにはピアノもキーボードもなく、音の確かめられるものは音叉一本のみ。これで10曲以上の音取りをするのはなかなかしんどいものがありましたがいつまでも“お客様”ではいられないので早めにやってしまうしかありません。


そして昨日、2回目の参加。さらに曲が増えました。
やっぱりまだ慣れられません。なににかというと、“教会の人たち”という雰囲気にです。ただ新しい合唱団に加わるだけならなんの気苦労もないのだけれど、ここの根底にある全てはやはりキリスト教であり、その慣習や言葉など、なんとなく入り込めないのです。

練習の合間と終わりにもお祈りがあります。また募金タイム(?)のようなものもあります。募金もすればいいわけだし、お祈りだって何を言っているかわからなくてもみんなに合わせてお祈りしてみることは出来るけど、でもこちらの人(とくに南部は西海岸よりかなり生活に宗教が密着しています)にとっては、とても大切なもの且つデリケートなものであることを肌で感じている以上、浅はかな気持ち(のつもりは決してないんだけど)ではいけないんじゃないかと常に罪悪感が付きまとうのです。
だから、みんなとても親切にしてくれるけれど、どうも入り込めないというか、見えないとても厚い壁を感じます。必要以上に自分はよそ者であることを感じます。
目下のところ歌より何よりこれが一番の悩みというかどうしていいかわからないことです。

たまたま先週も今週も日曜日は予定があり、まだ礼拝には参加できていません。
そのうちちゃんと礼拝に参加するようになったら雰囲気もわかってなにか変わるのかなと。いつか壁がとければいいなと思います。

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タグ:アメリカ アトランタ 教会 ゴスペル クワイヤー 歌
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【2008/10/18 06:03 】
| ∟クワイヤー(聖歌隊) | コメント(8) | トラックバック(0) |
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コメント
1年ぶりに歌えるのはとても幸せなんだろうけど、悩みが悩みであるだけに辛そうな感じも伝わってきます。
文化の違いとはどの国でもあるけど、日本は仏教徒でありながら宗教行事が盛んではないよね。
他のアジア国と比べても、自分の都合でしかお祈りしないのがほとんど。
キリスト教徒でないこと、そして宗教に対しての今までの環境が厚い壁を感じさせるんだろーね。
でも、壊せない壁はない!!!
焦らず、少しずつ頑張ってね♪


【2008/10/18 11:58】
| URL | ちばこ☆  [編集] |
ちばこ☆へ>
そうだよね。
ありがとう。^^、、
徐々に慣れるだろうからそれを待てばいいのかなとちょっと楽観的に思えてきたよ。
帰国する頃には敬虔なクリスチャンになってたりして。^^
【2008/10/21 13:23】
| URL | mai  [編集] |
まいどん、すごいね、尊敬します。新しい一歩に踏みこんだね。でも「歌いたい」という一心で踏み込んだ環境、しばらく辛いかもしれないけど、宗教や言葉の壁をうちやぶって欲しいです。少しづつでいいから、クリスチャンの雰囲気に慣れ、その場にいれることに自分なりの快感を味わえるといいね。
ここで得た経験は今しか得られない経験だね。
【2008/10/21 22:11】
| URL | ゆっこ  [編集] |
ゆっこどんへ>
ありがとう。^^
少しずつそうなれるように、のんびりとかまえることにします。
なにごとも考えすぎはよくないよね。
(普段はなにごとも考えなさ過ぎなだけにね。(-_-;)
【2008/10/22 07:33】
| URL | mai  [編集] |
楽しんじゃいな!
きっと大丈夫だから!!

ロス行きたい・・・

【2008/10/25 03:33】
| URL | つー  [編集] |
つーちゃんへ>
そうだね、ありがとう!
そうする。o(^∀^)o

ロス、楽しかったね。
最近原油も下がってるし、フライトがやすくなるといいね。(><)
【2008/10/26 20:56】
| URL | mai  [編集] |
はじめまして。クワイヤの事を調べていてここにたどり着きました。
自宅で英語教室をしている2児の母親です。
学生時代にアラバマ州に留学をしたことがあり、アトランタにも何度か遊びに行きました。
クリスマス休暇にホームステイさせていただいたご家庭がクリスチャンで、
帰国から約10年経ってから日本で洗礼を受けクリスチャンとなりました。
わたしも最初はmaiさんと同じように感じていたことを思い出しました。
いまクリスチャンとなってわかることは、
どんな形であれ、教会に足を運んでくれた人は神様が連れてきてくださったんだということ。
だからクリスチャンであっても、そうでなくても、みんなとってもうれしいんですよ。
壁を感じると書いていらっしゃいましたが、その壁はあなたの中にあるのだと思います。
歌うことができる、歌う場所が見つかった、それをありがとうという気持ちでめいっぱい楽しんで歌ってくださいね。
クワイヤのほかのメンバーも、神様も、そのことをきっと喜んでくださると思いますよ!
【2008/12/14 14:07】
| URL | おみや  [編集] |
おみやさんへ>
はじめまして☆
ご訪問どうもありがとうございます。
読ませて頂いてなるほどと思うと同時に心がちょっと軽くなりました。
そうですね!感謝の気持ちをわすれずに、楽しく続けていこうと思います。
コメント下さりどうもありがとうございました!
【2008/12/14 21:53】
| URL | mai  [編集] |
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